(1)雑誌広告における入稿作業とは?

■媒体資料に記載されている制作データを参照し、
入稿原稿データを作成します。

・印刷方法:ほとんどの雑誌はオフセット印刷ですが、
活版印刷やグラビア印刷の広告スペースもあります。
・製本形態:平綴・中綴・無線綴/右開・左開
・製本寸法:

製本寸法には、
多くのバリエーションがあります。
基本の1ページサイズは、
発行されている雑誌媒体の版型によって決まります。

◎A5判・・・・・・・・・・・・H210mm × W148mm
◎B5判・・・・・・・・・・・・H257mm × W182mm
※B5変形判は天地(H)254mmや左右(W)175mmなど複数あり。
◎AB判・・・・・・・・・・・・H257mm × W210mm
◎A4判・・・・・・・・・・・・H297mm × W210mm
※A4変形判は天地(H)285mmや左右(W)220mm/230mmなど複数あり。
◎タブロイド判・・・・・・H350mm × W259mm

・広告サイズ(寸法):1ページ以上のブリード版のみ各雑誌の製本サイズと同寸。
各雑誌の媒体資料に記載の広告原稿サイズを参照。

■広告原稿締切日を確認する。
発売日を起算日として、9営業日前から45日営業日前など、
出版社の規定を参照し、或はそれぞれの広告窓口に問い合わせ、遅滞無いようにする。

■広告原稿の仕様を確認する。
◎データ・フルデータ・完全版下・フィルム・MOデータなど。

(2)雑誌広告における入稿作業の重要ポイントとは?

■広告原稿の入稿データ作成は、印刷形態による、業務上の仕様を遵守しなければ、
入稿できないので、制作会社あるいは、取り扱い広告代理店等に依頼するほうが、
雑誌発行時の仕上がりに問題を起こさないためにも有用です。

■写真製版のための線数を4色=175線、1色=133線等に
指定してある雑誌もあります。
印刷業務上の知識を必要とするので、
技術に習熟した制作会社・広告代理店等に発注・外注したほうが、
良い結果を望めます。

(3)雑誌広告における入稿作業の問題点とは?

■出版社によって、仕様が異なるケースがあります。
そこで、広告原稿の入稿データの取り扱い業務は、
煩雑で事故につながる可能性が高いので、
なるべく汎用な過去の基準に適合した仕様を選ぶことが少なからずあり、
使用するアプリケーションソフトのヴァージョンも適応可能な、
あえて古い過去のヴァージョンを選択するなど、
都度適切な判断を求められます。
多くの場合時間のない作業の中で、
最善の結果を出すための経験知を必要とします。

■写真データがないために、
すでに印刷されたカタログや雑誌からその画像をスキャンし、
使用すると、すでに網点化された画像と再度の製版作業によって、
強いモアレ現象を起こしたりします。

(4)雑誌広告における入稿作業の成果とは?

■印刷業務に精通したDTPデザイナーによって制作された、
雑誌広告入稿データは、信頼性が高く、
雑誌が出版された時の満足度の高い成果が得られます。

■最近では、簡易なアプリケーションソフトにより、
雑誌広告の入稿データを制作可能となりましたが、
そのレイアウトやデザインを含め、
制作会社や広告代理店に依頼し、
クオリティの高い広告原稿を制作するほうが、
かえってコスト・パフォーマンスの高い
広告出稿へとつながります。

●今日の検証(Check)
・原稿入稿作業のための制作データを把握しているか?
・原稿入稿時の仕様に対応しているか?
・信頼性の高い入稿データを制作できるか?
●今日の改善(Action)
・原稿入稿作業のための制作データを確認する!
・原稿入稿時の仕様に合うデータを制作する!
・信頼性の高いデータで入稿する!