(1)雑誌媒体の発行部数とは?

■各雑誌媒体の発行部数(サーキュレーション)は、
それぞれの雑誌出版社から発表されている、
公称発行部数が基本となっています。

■第三者機関による調査レポートとして、
日本ABC協会による雑誌発行社レポートがあります。

※ABC協会は、第三者として、部数を監査(公査)し認定しています。
この認定された部数がABC部数です。対して、公称部数(自称部数)とは、
ABC協会に参加していない発行社が自社発表しているもので、
数倍から10倍以上の部数を自称している場合があります。
(一般社団法人 日本ABC協会ホームページより)

他の第三者機関による調査レポートとして、
一般社団法人 日本雑誌協会(JMPA)による
雑誌各種データの中で「印刷部数公表」を
「印刷証明付き」で年4回公表しています。
ただし、雑誌協会加盟誌に限定されています。
その数は、上記ABC協会によるものより、
さらに限られたものとなっています。

(2)雑誌媒体の発行部数の重要性とは?

■雑誌の広告料金は、部数によって決まります。
広告料金の正当性を裏付けるのが発行部数なのです。
そのため、大変重要な指標だといえます。

■しかし、第三者機関による調査に裏付けられた、
発行部数を発表している雑誌媒体は、
限定されており、公称発行部数が、
ほとんどの雑誌媒体の発行部数データをなるのです。

(3)雑誌媒体の発行部数の必要性とは?

■雑誌媒体の発行部数は、
費用対効果を決める重要な指標であり、
必要不可欠なものです。
なぜなら、広告掲載料金が発行部数により決められるので、
その費用対効果を高めるために知っておく必要があるデータです。

■しかしながら、公称発行部数がほとんどの雑誌媒体において、
その指標となるためその確認や、店頭実売調査などによる、
補足的な資料を必要とします。

(4)雑誌媒体の発行部数の問題点とは?

■ほとんどの雑誌媒体の発行部数は、
公称発行部数によるものであり、
正確さに欠ける場合があります。
その雑誌の実売部数と公称発行部数が同じであれば、
問題は無いのですが、その数字に隔たりがある場合は、
広告効果の期待値に反することがあります。

■多くの雑誌媒体において、その数字に隔たりがあることが多く、
公称発行部数を減少させて評価する必要があります。
極端な場合は、その差が2~3倍になることがあります。

(5)雑誌媒体の発行部数の成果とは?

■発行部数は、雑誌媒体の属性の中で、
最も重要な指標だといえます。
その広告費をきめる基準となる指標であるとともに、
その広告効果を決定づける根拠となる指標だからです。

■雑誌媒体の発行部数を正確に知る事は、
むずかしい場合が多く、推定するにとどまることが多いのですが、
もっとも重要なデータなので、常にリサーチする努力が必要です。

●今日の検証(Check)
・雑誌媒体の公称発行部数を知っているか?
・実売数と公称発行部数の違いを理解しているか?
・実売数を知る努力をしているか?
●今日の改善(Action)
・第三者機関によるデータを検証する!
・公称発行部数について理解する!
・実売数の検証努力をする!