(1)屋外広告とは?

■屋外広告とは、ビルの屋上や壁面に備え付けられた看板広告のことです。
多くの場合、ビルのオーナーがいずれかの広告会社に、
その運用を委託しているケースがほとんどです。

■ちょうど賃貸不動産の物件を、最寄りの不動産屋さんに預けるのと似ています。
任された広告会社が、その場所に最適なクライアントを探すのですが、
ちょうど不動産物件と同様に、クライアント(広告主)を見つけるのが、
別の広告会社である場合も多くあります。

■つまり媒体(看板)側の代理店とクライアント(広告主)側の代理店を経由して、
広告が設置されるのです。

■屋外の看板以外にも駅の構内や空港、ターミナルなどにも看板はあります。
いずれの場合も、その看板の設置場所の属性が内容を決定付けます。
地域特性により、ターゲットが男性・女性或いは世代、属性等を選別します。
(2)屋外広告の属性とは?

■渋谷の109あたりは、
若者(10代)向けの商材・サービスの看板が多くなるのは当然です。
又、駅周辺は乗降客向けの地域密着商材の媒体として最適です。

■電車(列車)の中摺り広告や額面広告(社内の側面に貼られる)についても、
同様のことが言えます。
その路線地域特性に合わせた商材・サービスであれば効果的です。
バス路線についても同様です。

■似たものとして、タクシーの中で見ることの出来る広告がありますが、
この場合は、地域性プラス乗客の特性からその商材・サービスが限られていきます。
※例えば、福岡市内のタクシーの広告は、
東京の会社経営者にヒットすることが出来る、などという例がそれにあたります。

■それぞれの屋外広告の予算は、月単位で年契約が標準的です。
地域の属性やリーチ(到達率)により料金が設定されています。

(3)屋外広告の看板について

■「特定の地域内での情報発信をするのに看板は大変効果的です。
看板は3つのタイプに分けることができます。

■1番目は、訴求すべきもの(店)から遠く離れている看板です。
例えば商品広告の看板や、お店から遠く離れたところにある看板がこのタイプです。
このタイプは、ある地点に誘導する為のものではないので、
感情に訴えかけるタイプの看板です。イメージ広告といえます。

■つまり、感覚的、直感的な内容でヴィジュアルな表現をしたものが適切です。
このタイプの看板は、大型であればあるほどダイナミックで迫力があります。
新宿や渋谷の駅前では、
野球場のような大型スクリーンで映像を表示しているものもあります。

■2番目のタイプは、訴求地点からあまり離れていない看板です。
このタイプは、アクションを起こさせる為のきっかけを作る役割があります。
その為、訴求したいものについて具体的に訴えかける内容でなければなりません。
例えばお店の特徴について、具体的に表現してなければなりません。
その看板を見た人がそのお店に行きたくなるような内容、表現がポイントです。
その為、このタイプの看板ではキャッチ・コピーが大切です。
ちょっと大袈裟な、フックする言葉を入れるべきです。

■3番目は、訴求ポイントに近い看板です。
つまり、お店の近くで迷わないように誘導する為の看板です。
すぐそばにある事がわかり、的確な指示を必要とします。

■これら3つのタイプの看板は、それぞれの役割を十分に理解して作られてこそ、
その使命を果たせるのであって、その看板に明快なコンセプトを必要とします。
また、それぞれのポイントで通行人の数量分析を行うことにより、
その看板が的確に、本来狙っているターゲットに訴求できるかを調査することも大切です。

◆チェック・ポイント◆
◎屋外広告の地域特性を理解する!
◎地域と属性からヒットするメディア(看板等)を選ぶ!
◎看板は3つのタイプに分けることができる!
◎それぞれの役割を十分に理解する!